アーカイブ 1 月 2018 カテゴリ今日いらしたお客様、開口一番、”肩引痛くて、歯まで痛くなってきたんや。マッサージ頼む。”
肩引は、割と年配の方などが良く使う表現ですね。 さてこの肩引って、どこにあるの?という疑問ですが、答えは、肩甲骨と背骨の間の部分をさします。 筋肉でいうと、菱形筋の部分。 この菱形筋には、大菱形筋と小菱形筋とがあり、この筋肉は、第6,7頸椎、第1~4胸椎から始まり肩甲骨の内側に入り込んでいます。 つまり、首の後ろのポコッと出ている骨から5cmくらい下の幅~肩甲骨の内側全体です。 この筋肉は、肩甲骨を胸郭に押し付け、肩甲骨を脊柱の方へ引き付けるという役割があります。つまり肩甲骨を引っ張る筋肉、ですね。 この筋肉が肩甲骨側に癒着すると、筋肉がこり固まり、ひどい人はこの部分が盛り上がっている方もいます。 普段の生活ではこの肩甲骨の可動域全部を動かすことはなずなく、PCや携帯をよく触る人、会社員の方やIT関係の方などには特に要注意の筋肉です。 さて、この筋肉に対するマッサージの仕方ですが、 1.肩甲骨周りを手根で押しほぐす。 2.親指と人差し指を広げ、カニの手で肩甲骨周りを押さえつけて肩甲骨はがし。 3.ほぐれてきたら、親指または肘で三段圧。 4.背骨に癒着している筋肉の付け根をほぐすため、背骨側から肩甲骨に向かって、カニの手で菱形筋をはがす。 5.最後に、お客様の頭側から、両手の親指を並べて背中を押しつけるように、頭側からお腹に向かって圧をかける。 これを何度か繰り返していくうちに、だんだんほぐれてきます。どの動きも大切ですが、何気に地味な4の動きが重要だったりします。 肩引は自分ではマッサージ出来ない場所になりますので、ご家族のだれか、または私達セラピストにほぐしてもらうのがおススメです。 こりやすい腕と首も、もちろんほぐして下さいね⭐️
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みなさんこんにちは。Michiです。
シンガポール在住。 リフレクソロジーをやボディケアを教えています。 私はシンガポールでリフレクソロジーに出会い、自然療法であるリフレクソロジーの素晴らしさと感動をお伝えしたくて、講座を開講しています。 私が教えているのは、こちらで学んだシンガポール式リフレクソロジーです。日本でも、シンガポールでも日本語でこの効果的なリフレクソロジーを学べるのはイーグルスリフレクソロジーのみです。 イタ気持ちいい圧で体の不調を改善出来、即効性と効果があるリフレクソロジーはあなたの一生の財産となります。 ぜひ一緒に学んでいきましょう。 アーカイブ
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